レタリング学習【2024年】

カリグラフィー


◆レタリングの三要素◆

カーニング=文字間調整
トラッキング=フレーズ全体の行の幅の調整
リーディング=数行ある文章に対する縦ラインの調整

カーニングとは字詰め調整、つまり文字の幅が異なるフォントの文字間が一定になるように通常より詰めて調整することで単語内の文字間のスペースのバランスを取ること。「文字間の距離」を調整するのではなく「文字間のスペースの総面積」のバランスを調整する高度なスキルです。トラッキングとはフレーズ全体の幅を伸縮することで、カーニングした各々の単語を並べて行全体のバランスをとるときに利用されます。リーディングは数行に渡る文章に対する縦の幅の調整です。リーディングにより読みやすくし、カーニングとトラッキングにより調和を取ります。

◆フォントスタイル分類◆

タイポグラフィ(活字印刷)ではSERIF、San-serif、等幅フォント, Script, Fantasyなどフォントスタイルで分類されている。
カリグラフィー(美しい手書き文字の技法)では作られた時代、ニブの形、発祥地で分類されている。
レタリング(作画文字)では、情報を与えるためのテキスト・装飾のためのテキスト・スクリプトで分類される。

・情報を与えるテキスト:ローマン文字(セリフ/サンセリフ)
 現代で最もよく使われ長い文章でも読みやすい。
・装飾のためのフォント:ブラックレター(ゴシック文字など)
目を惹きつける複雑な構造で効果的なヘッドラインとして使われるが読みにくい。
・スクリプト:手書き文字の中でも書きやすい書体全般(カッパープレート体など)














カーニングスキルを磨く最適な方法は文字の形式の練習です。






      

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